イタリアの教会での結婚式は、女性なら誰でも憧れると思いますが、「イタリアでは5月の花嫁は幸せになる」と言われていることから、5月に結婚するカップルが多いと聞きます。しかし、春のイタリアは、雨の日が多く結婚式の当日に晴天に恵まれない可能性が少なくないらしいです。そういう訳もあって、「雨の日の花嫁は幸せになる」とも言われているようです。イタリアも「雨降って地固まる」の精神があるのかもしれませんね。それでも、当事者の花嫁にしてみたら、一生に一度の晴れ舞台ですから、せっかくなら空にも晴れてほしいと思うのが女心でしょう。 教会での結婚式の後、イタリア人は結婚式の記念写真を外で撮影するというのが、伝統的習慣です。大きな町であれば、挙式が終わったら、新郎新婦とカメラマンは教会から出て、町中で写真を撮ります。例えば、フィレンツィエであれば、Ponte Vechio(ポンテヴェッキオ:アルノ川に掛かる宝石店や彫金細工店が連なっているヴェッキオ橋)で写真を撮っている新郎新婦をよく見かけます。古い建物が残るイタリアですから、どこでも絵になるので、町にで写真を撮りたくなるのも自然の事、本当にうらやましい限りです。小さな町では、町の近くの小高い丘にある草原に行くようです。そこには石造りの古びた小屋や、今は使われていない小さな教会などがあり、写真撮影の背景にぴったりなのです。 写真撮影はカメラマンの演出で、新郎新婦がポーズを決めるのですが、日本人ではちょっと恥ずかしくなってしまう様なポーズを求められます。それをイタリア人は難なくこなし、そして、なかなか様になっていて結婚式の思い出に残る素敵な写真が出来るのです。 伝統的建築の街中や自然の風景での写真撮影は、やはり晴天がいいですよね。と言うわけで、「晴れの日の花嫁は幸せ」でということになるのでしょう。 実は私も5月の雨の多い季節の日曜日に、イタリアの教会で挙式をしました。前日は大雨で時間を掛けて選んだ裾の長いドレスが汚れてしまうなどと心配していたのですが、当日はからっと晴れて、とてもいいお天気に恵まれました。 そして、私達は大自然の中で結婚の思い出の写真を何枚も何枚も撮りました。そう、ちょっぴりきざなポーズでね。 Spero che sia una bella giornata e che porti fortuna a tutti i nuovi sposi!
すべての花嫁花婿に晴天と幸を!